こんにちは!
台風19号の時よりも風雨共にが強く一部地域では避難勧告ができている
千葉市内です。早めに近くの避難場所に移りましょう。
降雨後になるべく早期に使用を再開したい屋外施設は多いと思います。
土でできている屋外施設(園庭・校庭・公園・グラウンド・境内)などで、
ぐちゃぐちゃな泥濘や水溜りの発生を軽減・抑制する方法や
どんな感じで計画(設計)したり施工をすれば、完成後に快適に使える
屋外運動施設に成るのかなども、今日のブログに書かせていただきます。
グラウンド整備計画(設計)時に降雨によるグラウンド表面の泥濘・水溜り
の要因になる雨水を適切に排水させる方法としては、表面排水が重要です。
各計画地の形状・施工条件により多少異なる場合もありますが、
クレイ舗装のグラウンド整備計画では、表面の水勾配は3‰~7‰が
望ましいとされています。
『公益財団法人 日本体育施設協会発刊の屋外体育施設の建設指針』より
降雨による雨水をグラウンド外へ排水する役目としては、グラウンドの表面排水
が7割前後が表面排水勾配で排水されるので重要になります。
そして、残りの3割前後の雨水をどのように排水させるのかを計画(設計)する上
で考慮する内容が、水はけの良い普通土の選定や土壌改良工法の選定、
そして地中の排水施設(暗渠管)が必要かどうかの検討になると思われます。
この3割前後の雨水を適切に処理できるかにより、完成後の泥濘や水たまりの
発生や晴天・乾燥した日の砂ぼこり飛散に大きく関わってきます。
暗渠排水施設を計画するのであれば、表層工の土が比較的水はけの良い普通土
(未改良)を選定・使用したとしても、降雨後に浸透する時間が掛り暗渠排水管まで、
到達にかなりの時間を要します。
結果的に表面の雨水が浸透・透水する前に、やもえず使用するので表面が
泥濘や水たまりが多く発生し、風が吹き乾燥した晴天日には砂ぼこり発生の要因に
なります。
暗渠排水施設まで素早く雨水を浸透・透水させて、グラウンド表面の泥濘・水溜り
を軽減・抑制する用途で土壌改良工法があります。
次回のブログで土壌改良工法や混合工法などを表層に施工すると
今回書かせていただきた内容の排水施設が有効になり、完成後も快適に利用できる
内容を今回は長文になったので、次回に書かせていただきます。
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