社会に対する思い

当社が施工したグラウンドは、高いクッション性を有し、足腰への衝撃を分散・吸収するため身体への負担を少なくします。疲労が溜まりにくくなるほか、転倒やスライディングによる怪我のリスクも軽減できます。
さらに、約20リットル／平米という高い保水性も特徴のひとつ。従来の土系施工と温度を比較すると、平均3〜5度の温度差があり、熱中症対策にも役立ちます。

当社独自の工法であるヘルシークレー工法・ヘルシーグリーン工法は、ゲリラ豪雨の治水対策や粉塵防止に役立ちます。年間3万平方メートルの施工で8,640トンの雨水を保水し、通常工事より雨水流出を抑制。施設外への雨水流出を抑えることで、下水道の氾濫や河川への急激な流出防止に繋がっています。
また、晴れた時に気化し、表面の温度を下げながら水分を放出するため、ヒートアイランド対策にも貢献しています。

誰もが気軽に運動できる環境を整備し、人々の健康の維持・促進に役立ちたいという想いを込め、ヘルシー・スポーツ建設を創業しました。「土」のスペシャリストとして、スポーツ環境を改善させるために事業を展開しています。
事業活動の一貫として、サッカークラブ運営企業のスポンサーとなり、経済的理由などでサッカーができない子供たちもプレーできるよう支援を行っています。

災害に強いインフラ整備に役立つ事業も展開しています。LEDソーラー街路灯の「笑明（しょうめい）くん」は、昼間にソーラーパネルから電力を蓄電し、日が落ちると道を照らす仕組みのため、急な停電時にも消えることはありません。
また、非常用電源装置となる蓄電池「E.P.Smobileシリーズ」も販売しており、災害時にも電気を通じて笑顔を灯します。

全国の土壌改良に取り組む中で、多くの農地で化成肥料や除草剤が手に入らなくなると、農作物を作ることができなくなる可能性があることを知りました。
そこで、化成肥料・農薬・除草剤を使用しない「自然農業」に挑戦し、自給農業に取り組む農家を増やす新たな事業を展開します。さらに、耕作放棄地と就農希望者をマッチングさせるプロジェクトも視野に入れながら、自然農業を通じて土の可能性を広げていきます。

当社では、仕事をするうえで性別や国籍、⼼⾝のハンデが障害となることはありません。本人の希望に耳を傾けるだけでなく、チャレンジできる機会が平等にある社内環境を整備しています。
そして、暮らしに欠かせない「土」を通じて、安全にスポーツができる環境を整備し、誰もが健康に、安心して活躍できる社会を作ります。