各種教育機関(保育・幼稚園や小・中学校)などのクレイグラウンド『土の運動場』
の硬さに関する文科省が定める基準値が存在することは、あまり知られていません。
(運動公園・クレイコート・校庭・園庭)などの運動に適してを判断するために、
土の硬さを計測を行う機材があります。
画像の機材『プロクターニードル』を用いて土の硬さが各競技施設の硬さ基準を満たしているか
測定を行います。
一般的にはグラウンド改修工事・新設工事などの品質管理の一つとして測定を行いますが、
完成後の数年~10年くらい経過した運動場を測定すると・・・・
経年劣化などで土が締め固まり過ぎて、本来の基準値の土の硬さよりも固くなり
(表面の土1~3cmくらい下の土です)
『1cm~3cmくらいの表面の土は乾燥時の砂ぼこり・降雨時は泥濘などの原因』
ですが、今回お話をさせていただいている硬い土は、その下の部分です。
(完成した時は同じ状態の土が経年劣化で変化する一例です)
硬くなり過ぎた土は、転倒した時などに衝撃が拡散されにくい状態になり
思わぬ怪我を招く原因の一つになり、また硬くなり過ぎているために
降雨時や降雨後に地中に浸透が中々されずに泥濘や水たまりの
原因の一つにもなります。
『砂ぼこり』や『水はけ』などの近隣対応など土の表面だけが氣になると
思いますが、普段は気にしない地表から平均2cm下の土の硬さを改善
する事で問題の解決に繋がります♪
今日は土の中の話を少しさせていただきました。
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