【プロが解説】ダスト舗装とクレイ舗装の違いとは?稼働率を最大化する土の選び方

こんにちは!ヘルシー・スポーツ建設株式会社の岡本です。私たちは、全国の学校や公園、スポーツ施設のグラウンド整備に情熱を注ぐ「屋外運動施設建設のプロフェッショナル」です。

施設管理者や自治体のご担当者様とお話ししていると、共通して耳にする切実なお悩みがあります。「雨が降った翌日は園庭やグラウンドに水たまりができて困っている。「風の強い日は近隣住民から砂埃のクレームが絶えず、肩身の狭い思いをしている」

グラウンドのコンディション不良は、施設の稼働率低下に直結します。何よりも、そこで元気に走り回るはずの子供たちや利用者の笑顔を奪ってしまうことが、一番の損失ではないでしょうか。

グラウンドの環境を改善しようと考えたとき、多くの方が「ダスト舗装」と「クレイ舗装」のどちらを選ぶべきかという疑問に直面します。

この記事では、数え切れないほどの現場を見てきた専門家の視点から、ダスト舗装とクレイ舗装の決定的な違いを解説します。そして、「ただ舗装を選ぶ」という枠を超え、施設の稼働率を最大化し、維持管理のコストを根本から削減するための「第3の選択肢」をご提案します。

ダスト舗装とクレイ舗装の違いとは?

日本のグラウンド整備において、従来から主流となっているのが「ダスト舗装」と「クレイ舗装」です。まずは、それぞれの特徴とメリット・デメリットを整理しましょう。

ダスト舗装の特徴と課題

ダスト舗装は、主に石灰岩などの砕石場から出る細かな石の粉(ダスト)を敷き均して転圧する舗装方法です。最大のメリットは「水はけの良さ」です。

比較的透水性が高いため、雨上がりでも比較的早くグラウンドを使用することができます。しかし、重大なデメリットが存在します。石の粉を押し固めているため、経年変化とともに表層が非常に硬くなります。

そのため、転倒した際の擦り傷などの怪我のリスクが高く、激しいスポーツを行う場所や保育園の園庭などには不向きです。さらに、乾燥時には風によって激しい砂埃が舞い上がりやすく、近隣への飛散が大きな問題となります。

クレイ舗装の特徴と課題

一方のクレイ舗装は、真砂土などの(砂質土)か赤土などの(粘土質)を主体とした舗装です。適度な弾力性があるため足腰への負担が少なく、転倒時の安全性もダスト舗装に比べて高いのが特徴です。

学校の校庭や野球場などで広く採用されています。しかし、クレイ舗装には「水勾配(みずこうばい)」の維持という非常に難しい課題があります。

一般的に、クレイ舗装で雨水を適切に排水するためには、3~5‰(10mの長さで3~5mmの傾斜)の適正な勾配が必要です。これ以上の勾配をつけると雨で土砂が流出してしまい、逆に勾配が足りないと水が抜けず、いつまでも泥濘(ぬかるみ)や水たまりが残ってしまいます。

【プロの指摘】実はどちらも、最終的な結末は同じです

「水はけ重視ならダスト舗装」「安全性重視ならクレイ舗装」と単純に割り切れれば良いのですが、現実はそう甘くありません。実はどちらの舗装を選んでも、数年後には同じ悩みに直面します。

長年にわたって園庭やグラウンドが使用され、雨と乾燥を繰り返し、人の足で踏み固められると、土の中の隙間(空隙)が潰れてしまいます。これを「踏み固め」と呼びます。

表面がカチカチに踏み固められたグラウンドは、もはや雨水を地下へ浸透させることができません。その結果、ダスト舗装であってもクレイ舗装であっても、「雨上がりはひどい泥濘」「乾燥すれば猛烈な砂埃」「表面はコンクリートのように硬い」という最悪のコンディションへと陥ってしまうのです。

 

「土の入れ替え」はもう古い。捨てるから、活かすへ

グラウンドがカチカチになり、水たまりと砂埃に悩まされるようになったとき、従来の常識ではどのような対策が取られてきたでしょうか。

「表面に新しい砂を補充する」「地中に暗渠(あんきょ)排水管を埋設する」「古い土をすべて掘り起こして廃棄し、新しい土と完全に入れ替える」

しかし、これらの対策は根本的な解決にはなりません。砂を撒いてもすぐに風で飛んでいってしまいますし、土を入れ替えたとしても、数年経てば再び踏み固められ、元の状態に戻ってしまうからです。

多額の費用と期間をかけて土を「捨てる」という選択は、もはや時代遅れと言わざるを得ません。

ここで、私たちは全く新しい常識をご提案します。「土は捨てるものではありません。今ある土のポテンシャルを引き出し、活かすものなのです。」※全ての現状土が使えるとは限りません。

これこそが、弊社が提唱する全く新しいアプローチであり、数々の施設管理者様を驚かせてきた技術力です。

 

技術の鍵「団粒構造」がもたらす革新

では、どうすれば今ある土を活かし、水はけと安全性を長期間維持できるのでしょうか。その答えが、弊社の独自技術である「ヘルシークレー工法」です。

ヘルシークレー工法は、現在グラウンドにある土に、専用の土壌団粒化資材「HCソイルアジャスト」を攪拌することで、現地の土そのものの性質を根本から改良する画期的な工法です。※全ての現状土が再利用できるとは限りません。

この工法の鍵となるのが「団粒(だんりゅう)構造」という科学的なメカニズムです。踏み固められて水を通さなくなった土は、粒子がバラバラに詰まった「単粒構造」になっています。

ここに「HCソイルアジャスト」を混ぜ合わせることで、細かい土の粒子同士がくっつき合い、小さな塊(団粒)を無数に形成します。この無数の団粒が集まることで、土の中に適度な隙間(マクロポア)が生まれ、グラウンド全体が巨大な「透水フィルター」兼「スポンジ」へと生まれ変わるのです。

ヘルシークレー工法(透水性保水型工法)は雨天時には雨を素早く吸収・保水します

ヘルシークレー工法(透水性保水型工法)は晴天時には保水した水(雨)を吸い上げて蒸発させることで気化熱による冷却効果が発生します

この団粒構造化により、以下の圧倒的な効果をもたらすことをお約束します。

  1. 降った雨は団粒の隙間を通ってスムーズに地中へ浸透するため、泥濘や水たまりが劇的に減少
  2. 団粒そのものが適度な水分を保持するため、土が極度に乾燥するのを防ぐ
  3. 土の中に空隙があるため、カチカチに締め固まることを防ぐ

 

稼働率最大化とライフサイクルコストの削減

設計事務所の担当者様や自治体のご担当者様にとって、ヘルシークレー工法は単なる「土の改良工事」ではありません。これは整備計画している施設を劇的に改善する「近未来への安全投資」です。

圧倒的な経済性とライフサイクルコストの削減

現地の土を再利用するヘルシークレー工法は、古い土の搬出費用や廃棄にかかる残土処理費、そして新しい土の購入・搬入費用が一切かかりません。初期の工事費用を大幅に抑えられるだけでなく、長期間にわたって水たまりや砂埃を防ぐため、日々のメンテナンス(砂の補充や不陸整正など)にかかる手間とコストを激減させます。グラウンドの寿命を延ばし、ライフサイクルコスト全体で見れば圧倒的な経済性を誇ります。

水はけだけじゃない!「熱中症対策」という付加価値

さらに特筆すべきは、熱中症対策への貢献です。団粒構造によって土が蓄えた水分は、夏の強い日差しの下で徐々に蒸発していきます。この時の「気化熱作用」により、グラウンドの地表温度を平均して3~5℃低下させることが実証されています。子供たちや利用者の生命を守る安全対策として、非常に大きな付加価値を提供します。

類似工法・模倣品にご注意ください

最後に、重要な注意喚起をさせてください。近年、弊社の工法を模倣し、専用資材である「HCソイルアジャスト」を使用せずに、セメント系の固化材や安価な類似材料を混ぜ合わせるだけの業者が存在します。

しかし、確かな団粒構造を形成し、長期間の効果を維持するためには、計算された配合と専用資材が不可欠です。類似工法では本来の透水性・保水性は発揮されず、結果的にお客様が損をしてしまうことになります。

弊社のヘルシークレー工法は商標登録済であり、一般財団法人経済調査会が発行する『積算資料』にも公表価格が掲載されている、信頼と実績のある土壌改良工法です。大切な予算と場所を無駄にしないためにも、本物の技術をお選びください。

 

近未来への安全投資。最適な園庭・グラウンドづくりをご相談ください

「また雨でグラウンドが使えない…」そんな悩みを持つ日々は、もう終わりにしませんか?

ダスト舗装か、クレイ舗装か。その二者択一で悩む必要はもうありません。今ある土の力を最大限に引き出し、水はけ・砂埃・安全性のすべてを一度に解決する「ヘルシークレー工法」こそが、大切な施設の稼働率を最大化する最善の選択であると、私たちは確信しています。

ヘルシー・スポーツ建設㈱の理念は「笑顔にさせる土」をご提供することです。雨上がりのグラウンドで元気に走り回る子供たちの歓声。グラウンドコンディションに左右されずプレイに集中できる利用者たちの真剣な眼差し。そんな当たり前の風景を守り、施設の価値を高めるお手伝いをさせてください。

弊社では、全国対応でグラウンド整備の企画設計のお手伝いから、ご予算に合わせた施工プランのご提案を行っております。現在のグラウンドの状況に少しでも不安やお悩みがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。グラウンドのプロフェッショナルが、あなた様の施設の未来をともに考え、最適な解決策をご提案いたします。

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